ミモザの花農家~茨城の 「Joint Flower」 Dear Naturalist ポッドキャスト#124

Hello & Welcome !  皆さんこんにちは。

オレゴンから、【心を育てるガーデナー】のさやリンです。

Dear Naturalist~自然を愛する人達へというポッドキャスト番組で、

自然に寄り添った暮らしをしている世界中のナチュラリストさんをインタビューしています。

Dear Naturalist ポッドキャストを聴いてみる

2025年2月27日配信のDear Naturalist ナチュラリストさんは、

お花好きの皆さんの大好きなミモザ。生花でもドライでも可愛い、その魅力をご紹介します。

目次

今月のナチュラリストさん紹介

Dear Naturalist ~自然を愛する人達へ:エピソード#124 は、「Joint Flower」の山崎紋(やまざきあや)さんです。

春の香りに包まれるミモザのお話~Joint Flower のあやさん

「Joint Flower」の山崎紋(やまざきあや)さんは、5年前にミモザで新規就農をされた旦那様が栽培されているミモザのお花に魅了され、リースやスワッグ作りを始めました。今ではマルシェの出店を通して、地元の人達にミモザのお花を届けています。

エピソード#124のハイライト

あやさん自身が、ミモザのお花に魅了されて、

リースやスワッグ作りを始めたきっかけ

(12分00秒~)

もともとお花が好きな事もあり、リース作りのWSに参加しました。主人が育てたミモザがたくさん咲いていたので、自宅用にリースを作ってみたのがきっかけです。そこからは、友人が経営していたカフェに置かせて頂いたり、SNSを見た友人から注文を受けたりして、どんどんミモザの輪が広がって、友人の支えや協力があり、たくさんの方からご注文を頂く事が出来ました。

ミモザの木の剪定や管理 (18分17秒~)

ミモザの生花とドライのお花のそれぞれの良いところ(23分49秒~)

写真提供「Joint Flower」

ミモザの木の剪定や管理

ミモザの農園で、手入れや剪定の仕方など、普段気を付けている事はありますか?

剪定という意識よりも、3月に出荷をするにあたり、まずはバサッと切っていく。

ミモザは生命力が強いので、大きくなりすぎないように、木の上の部分を切って、上に伸びないようにという作業をよくやっています。

どこを切るかというよりも、ボリュームが出すぎないように、自分が管理しやすい高さの所で切っているので、3月~4月にかけて出荷と同時に手入れを施しているといった感じですね。

逆に夏の剪定は、来年春の花芽を摘んでしまう原因になるので、強剪定をしない事。

気を付けている点としては、剪定をした枝からばい菌が入って病気にならないように、その切り口に薬を施しています。

ミモザを自宅で楽しみたい方の為に、なにかアドバイスはありますか?

まずは、地植えよりも鉢植えのミモザを楽しむ方法があります。

大きな鉢に植えて、

条件の良い場所に置く

ミモザは北風を嫌うので、冷たい風を避けれる場所に置く、また逆に、ある程度の寒さにさらすことも必要です。

ミモザの魅力

ミモザの生花とドライのお花のそれぞれの良いところ

ミモザのポンポンふわふわな可愛いらしい見た目が大好きで、観ているだけで元気をもらえて、穏やかな気持ちになって、ずっと眺めていられます。

そしてそのポンポンのお花の時期が短いからこそ、マルシェなどで、、ミモザの生花を持っていくと、お客様から

こんなふわふわのお花。見たことありませんでした!

ミモザってこういう花なんですね!

と驚かれることが多いです。もちろんドライになったミモザのきゅっとしたところも可愛いですが、やはり生花のふわふわしたお花をもっと多くの方に見ていただきたいです。ミモザのお花は強い香りではないですが、春っぽい柔らかな香りが楽しめるお花です。

そして、ミモザはドライになっても、色の変色の仕方がアンティーク調になっていくので、ドライにするときの楽しみもあります。ミモザをはじめ、ユーカリやスモークツリーやパンパスグラスは、枯れて終わってしまうわけではなく、ドライにして、いつまでも飾っていられる植物なので、購入当時の思い出と共に、ドライの植物たちは、ずっとその存在感を楽しむ事が出来るのが好きな点ですね。

Joint Flower あやさんの作品

ミモザは植物自体は強くて生命力にあふれている存在だけれども、お花を見た時に繊細な感じだったり、優しい香りだったりの女性性と、男性性を兼ね備えている植物ですね。

5年後の未来像

ミモザ農園を旦那様と始めて5年が経ったあやさんの、又その先の5年後の未来像をお聞きしました。

ミモザが沢山咲いたところで、食育の方とコラボして、オープンキッチンなど、ミモザ畑でお料理をして食するイベントを検討中です。

あの咲いた感動、見た感動をお客様に伝えられる、そして皆さんがミモザをみて、万弁の笑顔で「可愛い!」とおっしゃってもらえることが何より私の喜びです。

その幸せを自分たちだけではなく、周りの人へも届ける事ができることもでき、今心から旦那さんがミモザ農園を始めて良かったなあって思っています。

Joint Flower 

山崎紋(あや)さんのコンタクト先

インスタグラム

まとめ

春人気のお花のミモザ。今回のポッドキャストでは、茨城で5年前に新規就農を始められた旦那さんのミモザ農園のお花を奥様のあやさんが、マルシェなどで、そのミモザの魅力をお客様へお届けしているお話をお聞きしました。

植物を育てる事は、決して簡単な事ではなく、土いじりゼロ状態から始めた農園でのトライ&エラーを繰り返しながらも、そのお花が咲いた時の感動、それを周りにも届ける事の出来る幸せお花は無条件に幸せを与えてくれる存在ですね。何か辛い事があったり、ご病気だったりする方も、特にビタミンカラーのミモザのお花を見た瞬間は、気持ちが高まりますね。

Dear Naturalist 自然を愛する人たちへ 

エピソード124

春の香りに包まれるミモザのお話~Joint Flower のあやさん

それでは、オレゴンから愛を込めて、

Until the next time !

さやリンでした。

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この記事を書いた人

さやリンのアバター さやリン 心を育てるガーデナー

アメリカ南オレゴンにあるメディカルハーブ会社の薬草園で、ヘッドガーデナー20年のさやリンが、現代版、ターシャテューダーさんを目指して、オレゴンの自然や、ハーブや植物、そしてEQ絵本講師®として、大好きな絵本で心を育むお手伝いをしています。

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