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~大地と空と心の声を聞こう。絵本が開く、新しい世界~
皆さんこんにちは。
オレゴンの片田舎から、【心を育てるガーデナー】のさやリンです。
子どもから、大人まで、自然と絵本の素晴らしさを届けるお手伝いをしています。
2020年より、絵本未来創造機構のEQ絵本講師®として活動を始めて以来、何千冊もの日本語、英語の絵本に出会う機会があって、本当は全部紹介したいところなのですが、今日は特に、私たちの心の知能指数(EQ力)を高めてくれるような絵本の数々を描くアメリカで人気の作家さんと、その絵本を何冊かご紹介します。
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感情を味方につける力:心の知能指数(EQ力)とは?
私の活動の一つでもある、「EQ絵本講師®」を一言で説明すると、
子供や大人がEQ力を育んでもらえるように、絵本を通してそのメソッドを伝えている講師です。
では、『EQ力』とは何でしょうか? 既にご存じの方もいるかもしれませんが、
『EQ力』とは英語で、「Emotional Intelligence(EI)」や「Emotional Quotient(EQ)」と呼ばれます。日本語に訳すと、「感情知能」いわゆる「心の知能指数」の事です。
それに対して、『IQ』は一般に、私たちの知性(地頭)を評価するために数値化される合計得点のことですよね。私も小、中学生の時に学校でIQテストを受けたのを覚えています。
『IQ』は頭の良さを数値化できるのに対して、『EQ』は心という見えない感情なので、それをIQで数値化することはできません。
絵本未来創造機構がお伝えしている『EQ力』とは、IQなどでは測れない内面の力、すなわち非認知能力のことを指します。
IQが高くでも、EQ力が低ければ、幸せな人生が送れないとも言われています。
ではその『EQ力』とは具体的にどんな力なのでしょう?
アメリカの心理学者でイェール大学の学長であるピーター・サロベイ氏とニューハンプシャー州立大学のジョン・メイヤー博士によって提唱されたEQ力の五大要素は、以下になります。
- ① 自己認識
-
自分の感情を正確に把握する力
- ② 自分調整
-
感情をコントロールし、冷静に対応する力
- ③ 自己を動機づける力(モチベーション)
-
目標に向かって自分を駆り立てる力
- ④ 相手の感情を知る(共感力)
-
他者の感情を理解し、思いやる力
- ⑤ 社会的スキル、対人関係能力
-
良好な人間関係を築く力
いかがでしょうか?これらのスキルが高い人は、ストレスに強く、職場や家庭でのコミュニケーションもうまくいくことが多いと言われています。
IQは、先天的な要素があるのに比べて、EQは先天的なものだけではなく、努力次第で高めることが可能です。大人の私たちであれば、感情を日記に記録したり、他者の立場になって考える練習をしたりすることが、EQ向上に役立ちます。
また、EQ力を絵本で高める事が出来るという事を絵本講座でお伝えしています。特に幼少期の頭がスポンジの時期に、『EQ力』が身につくような絵本を沢山読み聞かせてあげることで、子供だけでなく、親の『EQ力』も上がっていきます。
ぜひ、今日からお子さんへ、又はご自身にも絵本の読み聞かせを習慣にしていきましょう。
アメリカの作家さんと「EQ力を高める」絵本
ここからは、私が今まで読んで、ファンになった心が育つ絵本を多数書いている絵本作家さん4人と、その絵本をご紹介します。
コビ・ヤマダ(Kobi Yamada)
子どもの可能性を広げる絵本作家
ニューヨークタイムズベストセラー作家のコビ・ヤマダさんの著書は 30か国 以上の言語に翻訳されています。
アイデアを信じること、チャンスをつかむこと、恐怖に立ち向かうこと、失敗を受け入れるこ、そして驚きを経験することについての教訓が詰まった彼の絵本は、何度でも立ち返ることのできる人生の教訓、そして『EQ力』を高めてくれるはず。
また、コビ・ヤマダさんは、作家であると同時に、企業家としても成功を収めています。インスピレーションあふれる贈り物やアイデアを提供する会社、Compendium, Inc. のプレジデントでもあり、そこから生まれた彼の絵本も、人生を豊かにするメッセージに満ちています。
そして、アメリカ西海岸に住むコビ・ヤマダさんの自然への愛が、しばしば著書の中に現れているのも、私のおすすめしたい理由です。
Why not ?
【自分の夢に向かって進んでみよう!と思える応援メッセージ絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:モチベーション、自己認識、共感力
絵本対象年齢 : 3歳から103歳 (アマゾンの推奨年齢:8歳から12歳)
『Why not ?』
Written by Kobi Yamada
Illustrated by Gabriella Barouch
Compendium publisher
*英語版
◎あらすじ
主人公である小さな子どもが、迷子のキツネと一緒に
さまざまな未来の可能性を考えながら冒険します。
絵本の中で描かれる選択肢や場面は、自分の夢や希望を持ち、
それに向かって進んでいくことの大切さを感じさせてくれます。
◎この絵本のおすすめポイント
英語のタイトル「Why not ?」は、絵本の中で何度も登場します。
直訳すると、「なぜダメなの?」的な感じですが、
「いいじゃない?やってみよう!」という意味合いがあり、
英語では、皆さんがよく使う言い回しです。
また、絵本全体の美しい挿絵は、アメリカの大自然の中を一緒に旅しているかのようで、メッセージと共に、その絵に引き込まれていくような芸術絵本です。この絵本の前作、『Maybe』も、同じイラストレーターのGabriella Barouch(ガブリエラ・バロウチ)さんとの作品で、本当に絵も素敵でコビ・ヤマダさんの絵本の中でも、お二人のコラボ絵本が私の一押しです。
◎耳より情報:Kobi Yamadaさんの創立した会社、Compendium, Inc. のサイトに行くと、絵本と一緒にできるアクティビティシートがダウンロードできます。
日本語版は、『かがやくいのちのたび』
コビヤマダ 作
ガブリエラ・ガロウチ 絵
前田 まゆみ 訳
PIE International 出版
なんと、日本語版がPIE International の公式You tubeより
全読み聞かせが視聴できます。
子供が学校や習い事で、
「難しい」「出来ない」「分からない」
と行き詰まったら、この絵本をお勧めしてみてください。
きっと、「やってみようかな?」「出来るかも」って思ってくれるかもしれません。子供にも大人にも応援メッセージが優しく届く絵本です。
What Do You Do With an Idea?
【アイデアや夢を信じる勇気を与えてくれる絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:モチベーション、自己効力感、自己認識
絵本対象年齢:年齢制限なし(アマゾンの推奨年齢:2歳から8歳)
『What Do You Do With an Idea?』
Written by Kobi Yamada
Illustrated by Mae Besom
Compendium publisher
*英語版
◎あらすじ
物語の主人公は、ある日突然「アイデア」と出会います。
最初はどう扱えばいいのかわからず、他人に否定されることもありますが、
主人公はその「アイデア」を手放すことなく育て続けます。
やがて「アイデア」は大きく成長し、主人公の世界を変える力を持つまでになります。
◎この絵本のおすすめポイント
コビ・ヤマダさんのデビュー作でもある『What do you do with an idea』は2014年に出版されて以来、いきなりニューヨークタイムスのベストセラーになり、いくつもの賞をとった代表作。その他、『What do you do with a Problem』と『What do you do with a chance』の3つのシリーズが一緒になった、What You Do Matters Boxed Set のボックスセットも販売されているので、プレゼントにはピッタリだと思います。
この絵本のイラストは、Mae Besom(メイ・ベソム)さんが手掛けています。物語の初めではモノクロが多く、進むにつれてカラフルになっていくスタイルが特徴です。これにより、主人公が「アイデア」を受け入れ、育てていく過程が視覚的に表現されています。
この絵本の中心的なテーマは、「アイデアを信じる力」と「成長の過程」です。子どもや大人が抱える不安や葛藤に寄り添いながら、自分の中に芽生えた小さなひらめきや夢を信じる勇気を与えてくれます。
日本語版は、『かがやくいのちのたび』
コビヤマダ 作
メイ・ベソム 絵
いとうなみこ 訳
海と月社
みんな、アイデアたまごを沢山持っています。
もし、あなたが一度でも、
夢みたいなアイデア、へんてこなアイデア、
誰も理解できないようなアイデアを思いついたことがあるなら、
これは、あなたの物語です。(本書、見出しより)
ナンシー・ティルマン(Nancy Tillman)
子どもたちを特別な存在と感じさせる絵本作家
Nancy Tillman(ナンシー・ティルマン)さんは、オレゴン州ポートランドに住むアメリカの人気絵本作家で、イラストレーターです。彼女の作品は、ニューヨークタイムズのベストセラーにもなり、子どもたちに「自分は愛されている」「特別な存在だ」と感じさせることを目的に作られていて、温かく感動的なストーリーと、写真のような美しい描写のイラストが魅力で、特に親子の愛情を深く感じられるシリーズが、多くの読者の心をつかんでいます。
ナンシーさんの絵本は、シリーズで出版されているので、是非、ウエブサイトをチェックしてみてください。
On the Night You Were Born
【自己肯定感を高め、親子の絆を深める絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:自己認識、自己価値、愛情
絵本対象年齢:0歳から3歳
『On the Night You Were Born』
Written & Illustrated by Nancy Tillman
Feiwel & Friends publisher
*英語版絵本は、ボードブックと、ハードカバーの2種類あります。
◎あらすじ
物語は、「あなたが生まれたその夜、世界中が喜びにあふれた」という言葉で始まります。
月や星、風、海、さらには動物たちまでもが、子どもがこの世に生まれた特別な瞬間を祝います。
物語全体を通して、子どもが唯一無二の存在であり、どれほど大切に思われているかが繰り返し語られ、
「あなたはこの世界に一人だけ。あなたの代わりは誰もいない」
というメッセージが、温かく優しい文章で描かれています。
◎この絵本のおすすめポイント
・詩的な文章:物語は詩のようなリズムで進み、親が子どもに読み聞かせるのにぴったりの内容です。
・幻想的なイラスト:星空や北極の風景、自然界の描写が美しく、子どもたちの想像力を刺激します。
・普遍的なテーマ:親から子どもへの愛、そして子どもがこの世で特別な存在であることを強く感じさせる内容です。
彼女の作品は、親から子どもへの愛情を伝えるだけでなく、自己肯定感や安心感を育むメッセージが込められています。
日本語版は、『あなたがうまれた夜に』
ナンシー・ティルマン 作、絵
内田恭子 訳
朝日新聞出版
ナンシーさんの絵本のシリーズの中では、
唯一の日本語版
この絵本の出会いは、私の子供が生まれた時に、ご近所の方から出産祝いにプレゼントされたのがきっかけです。
産後うつだった私の心が楽になり、子供への愛情も強くなりました。
You’re Here for a Reason
【自分の存在価値を確認できる絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:自己認識、自己調整、共感力
絵本対象年齢:0歳から5歳
『You’re Here for a Reason』
Written & Illustrated by Nancy Tillman
Feiwel & Friends publisher
*英語版絵本は、ボードブックと、ハードカバーの2種類あります。
◎あらすじ
この絵本は、読者に向けて「あなたは理由があってここにいる」という言葉で語りかけます。
子どもの存在そのものが周囲に良い影響を与え、世の中をより良くする力を持っていることを、
優しく丁寧に描いています。
物語では、小さな行動や些細な出来事が、思いもよらない形で他者に影響を与え、
広がっていく様子が描かれます。
最後には、「この世界は、あなたがいるからこそ完全な形をしている」というメッセージで締めくくられます。
◎この絵本のおすすめポイント
子どもたちに「誰もがこの世界に存在する理由を持っている」という重要なメッセージを伝える絵本です。
- シンプルで深いメッセージ:誰もが大切な存在であり、つながりの中で意味のある役割を果たしていると感じる。
- 詩的で親しみやすい文章:美しい言葉が、読み聞かせや自己肯定感を高める。
- 温かみのあるイラスト:ナンシーさんらしい優しいタッチの絵が、心地よい読み心地を提供します。
日本語訳は現在ありませんが、短い文なので英語があまり分からない人でも、イメージだけでもこの絵本を感じることができると思います。
あなたが今、自分の存在に自信が持てないでいたら、この絵本を手に取ってみてください。読むだけで心が洗われる気持ちになります。
Thank goodness you’re here!
Thank goodness times two!
I just can’t imagine a world without you.
-Nancy Tillman–
ピーター・レイノルズ(Peter H. Reynolds)
創造力と自己表現を讃える絵本作家
Peter H. Reynolds(ピーター・H・レイノルズ)さんは、創造性と自己表現をテーマにした絵本で世界中の読者を魅了する作家、そしてイラストレーターです。日本語訳にされた彼の絵本や、イラストの絵本を読んだことがある方もいるかもしれませんね。ピーターさんはカナダ生まれですが、アメリカを拠点に活動しています。
代表作には『The Dot(てん)』や『Ish(じぶんだけのいろ)』などがあり、いずれも子どもたちに自信を与え、日常に生かせるようなメッセージが込められています。また、ピーターさんは家族経営の出版社であるFableVisionを共同で運営し、物語やイラストを通じて小中学校の教育とインスピレーションを広める活動を続けています。
The Dot
【自己表現と周囲とのつながりを深める絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:自己認識、自己受容感、共感力、自己効力感
絵本対象年齢:6歳から12歳
『The Dot』
Written & Illustrated by Peter H, Reynolds
Candlewick publisher
◎あらすじ
美術の授業で「私は絵を描けない」と言い張る主人公のワシティ(Vashti)に、先生は紙にひとつの「点」を描いてみるよう勧めます。
その後、ワシティが描いたサイン入りの「点」の絵を、先生が額縁に入れて飾ったことをきっかけに、自分に潜む可能性を発見していきます。最後には、同じように「できない」と思い込んでいる子どもに勇気を与える姿が描かれています。
◎この絵本のおすすめポイント
ピーター・レイノルズさんの代表作は、是非一度読んで欲しい一冊です。
・創造力の発見と自己肯定感の向上
「自分にはできない」と思い込んでいる子どもたちに、自分の可能性を信じて挑戦する勇気を与えます。
・シンプルで深いメッセージ
「小さな一歩が大きな成果につながる」というテーマが、どんな年齢の読者にも響きます。
・教育現場でも活用可能
この絵本は、教師や教育者にとってもお手本になる絵本で、子どもの自己表現や創造性を引き出すきっかけになります。
最後のページにピーターさんが、中学校の数学の先生へお礼の言葉を短く述べています。子供たちにとって、先生、そして親は人生に多大な影響を与える存在だということを改めて感じます。
日本語版は、『てん(The dot)』
ピーター・レイノルズ 作、絵
谷川俊太郎 訳
あすなろ書房
故、谷口俊太郎さん訳の絵本は、
日本語が持つ柔らかな感じが伝わります。
私も、ワシティと同じような年齢の時に、学校で牛(うし)の絵が描けなくて、止まっている私に手を差し伸べてくれたのが担任の先生でした。絵は描けなかったけど、色を付けるのが好きだったので、先生が牛(うし)の絵をなぞってくれて、そこに色を付けた私の絵が、学校で表彰されたのを覚えています。
ワシティの先生や、私の担任の先生のように、大人が子供を見守って、その個性を最大限生かせるようなお手伝いをしてあげたいですね。
トッド・パール(Todd Parr)
明るさとユーモアで愛と自己肯定感を伝える絵本作家
Todd Parr(トッド・パー)さんは、アメリカの絵本作家、イラストレーター、テレビプロデューサーです。鮮やかな色使いとシンプルな絵が特徴です。主に幼児から小学校低学年向けの絵本を手がけていて、テーマは愛、受容、友情、多様性、自己肯定感など、心温まる内容が中心で、子供たちも大好きな絵本です。
始めは、アーティストとしてキャリアを始めたトッドさんはその後、絵本の執筆に転向し、現在までに50冊以上の絵本を出版しています。彼の作品は20か国以上で翻訳され、多くの家庭や教育現場で読まれています。また、トッドさん自身がLGBTQ+の一員であり、彼の絵本には多様性を尊重するメッセージが色濃く反映されています。
明るいイラストとシンプルな文章で「感情」や「違いを受け入れること」を伝えています。
It’s Okay to Be Different
【自分の個性を認め、他者との協調性や思いやりを深める絵本】
この絵本を読むと身につくEQ力:自己認識、共感力、社会的スキル
絵本の対象年齢:3歳から7歳
『It’s Okay To Be Different』
Written & Illustrated by Todd Parr
Little, Brown Books for Young Readers publisher
現在は英語版のみ。
◎あらすじ
多様性を受け入れることの大切さを伝える絵本です。さまざまな「違い」にスポットを当て、例として「メガネをかけていること」「肌の色が違うこと」「ユニークな家族構成」などが挙げられています。これらを「大丈夫だよ!」と肯定し、どんな違いも愛されるべきものであることを教えてくれる絵本。
文章はシンプルでリズミカルですが、その背後には
「他者を尊重すること」「自己を受け入れること」という深いメッセージが込められています。
◎この絵本のおすすめポイント
・多様性への理解
様々な「違い」がイラストで具体的に描かれており、子どもたちが自然に「違い」をポジティブに捉えることができます。「みんな違ってみんないい」というテーマが明確になる。
・明るく親しみやすいビジュアル
カラフルでシンプルなイラストが子どもたちに親しみやすく、楽しくメッセージを受け取ることができます。
・読み聞かせに最適な短い文章
現在日本語版は出版されていませんが、1ページごとの短い文章は、英語が苦手なママでも読むことができます。親子での読み聞かせや、クラスでのグループ読み聞かせにもぴったりな絵本です。
私の住む田舎町では、アジア人は超マイナーな人種ですが、うちの子のお友達を見ていると、「違う」ことに、とても好意的な気がします。
アメリカは、様々な人種や宗教の人が住んでいます。子供が学校へ通うようになると、そういった社会の中で生活するようになります。そんな時に、トッドさんのような絵本を読み聞かせてあげることで、自分の個性、また他人の個性も尊重できる子供に育つのではないでしょうか。
まとめ
このブログの絵本紹介で、興味のある絵本はありましたか?
まだまだ沢山の『EQ力』が高まる絵本はありますが、今回は私のおすすめ絵本作家さん4人をご紹介しました。英語の絵本にハードルが高い場合は、日本語でも出版されている絵本は多数あるので、探してみてくださいね。
AI化が加速する現代社会でも、人間が持つ『EQ力』いわゆる心の知能指数は、これからの時代に大切なスキルであるということが、少しでも理解していただけましたか?
IQ(知能指数)が教育の場では重視されがちですが、その土台に必要な『EQ力』も成功や幸福に大きな影響を与えるとされています。そして、その『EQ力』は、誰でもいつからでも育てることが可能だ、と聞くとなんだか嬉しくなりますね。
私は、高校の進学校に入学したものの、理系科目が大の苦手。いつも落第生でした。いくら勉強しても、テストの点は赤点ギリギリ。(汗)でもその時に、出来ない事より、得意な英語が勉強できる科目の選択をしたおかげで、今こうしてバイリンガルEQ絵本講師®としてアメリカで活動することができています。
EQ力の高める絵本についてもっと知りたい、子供だけでなく、自分の自己肯定感も絵本を通して高めていきたい!という方は、絵本未来創造機構の『心が育つIQ絵本講座』をお勧めします。体験講座からあるので、お気軽にお声かけくださいね。
子どもの気持ちを理解するのはもちろんですが、まず自分の感情(心)にも耳を傾けてみてください。きっと、子育てや、対人関係を円滑にするヒントがそこにあるはずです。
それでは、オレゴンから愛を込めて、
Until the next time !
さやリンでした。